中国・固定資産投資、1-11月は前年比2.6％減＝中国報道

中国の1-11月の固定資産投資（農家を除く）は、前年同期比2.6％減の44兆4035億元（約976兆円）だった。その中で、民間固定資産投資が5.3％下落した。

産業別では、第一次産業投資が同2.7％増の8770億元（約19兆3000億円）、第二次産業投資が同3.9％増の16兆2243億元（約356兆7000億円）、第三次産業投資が同6.3％減の27兆3022億元（約600兆2000億円）となった。

第二次産業のうち、工業投資が同4.0％増加した。うち、採鉱業が4.0％、製造業が1.9％、電力・熱エネルギー・ガス・水の生産・供給業が10.7％、それぞれ増加した。

第三次産業のうち、インフラ投資（電力・熱エネルギー・ガス・水の生産・供給業を除く）が同1.1％下落した。うち、パイプライン輸送業が16.8％、水上輸送業が8.9％、鉄道輸送業が2.7％、それぞれ増加した。

企業別の固定資産投資は、内資企業が同2.6％減、香港・マカオ・台湾企業が2.2％減、外国企業が14.1％減となった。

一方、11月の固定資産投資（農家を除く）は、前月より1.03％下落した。