<W解説>ミラノ冬季五輪、7日未明に開幕=メダル獲得の期待がかかる韓国人選手は?
<W解説>ミラノ冬季五輪、7日未明に開幕=メダル獲得の期待がかかる韓国人選手は?
イタリア北部で開かれる、ミラノ・コルティナ冬季五輪が6日(日本時間7日)、開幕する。韓国は今大会に、選手71人を含む130人の選手団を派遣している。海外で開催される冬季五輪では最大規模という。今大会は「金メダル3個以上、総合順位10位以内」を目標に掲げている。韓国がこれまで多くのメダルを獲得してきた、ショートトラックやスピードスケートなどを中心に、メダルの期待がかかる。

今大会はイタリア北部のミラノとコルティナダンペッツォで開催される。イタリアでの冬季五輪開催は、2006年のトリノ大会以来、20年ぶり3度目。8競技116種目を実施し、90を超える国・地域から、約3000人の選手が参加して22日まで熱戦を繰り広げる。今大会は複数都市での分散開催。イタリア北部の広範囲にわたる四つのエリアの13の競技会場で行われる。6日午後8時(日本時間7日午前4時)から、ミラノのサンシーロ五輪競技場などで開会式が行われる。入場行進はミラノのほか、プレダッツォ、リビーニョ、コルティナダンペッツォの計4か所で実施する。聖火台もミラノとコルティナダンペッツォの2か所に置かれ、同時点灯する。

今大会に韓国は、バイアスロン、ボブスレー・スケルトン、カーリング、リュージュ、スケート(フィギュア・スピード・ショートトラック)、スキー、スノーボードの6競技に代表選手が出場する。先月7日、韓国中部のチュンチョンブクト(忠清北道)チンチョン(鎮川)で、メディアに代表選手団が紹介された。選手団は「準備は整った。最高の結果で応えたい」と意気込みを語った。

大韓体育会は、今大会の目標に「金メダル3個以上、総合順位10位以内」を掲げている。前回2022年の北京大会で韓国は金2個、銀5個、銅2個のメダルを獲得。これを上回る成績を目指している。

選手71人を含む130人で構成する韓国代表選手団の本隊は先月30日にインチョン(仁川)国際空港を出発、現地入りした。韓国紙の朝鮮日報が伝えたところによると、女子選手団の主将を務めるショートトラックのチェ・ミンジョン選手は「3回目の五輪なので慣れているが、できるだけ楽しみながら競技に臨みたい」と語った。チェ選手は五輪通算で金3個、銀2個を獲得しており、今大会は女子1500メートルで3連覇を狙う。

韓国がメダル獲得が最も期待されるのがショートトラックで、チェ選手のほか、19歳の「新星」、イム・ジョンオン選手にも注目が集まっている。韓国紙の東亜日報によると、イム選手は2025~2026年シーズンの国際スケート連盟(ISU)ワールドツアー個人戦と団体戦で金5個と銀2個、銅1個を獲得した。昨年4月の代表選考会で1位となり、五輪初出場の切符をつかんだ。今大会では1500メートル、1000メートルなどで金メダルを狙う。同紙によると、イム選手は「自分のやるべきことをしっかりやり、最善を尽くせば、良い結果を出せると思う」と語った。

そのほか、スピードスケート女子500メートルのキム・ミンソン選手や、3回目の五輪出場となるフィギュアスケートのチャ・ジュンファン選手、カーリングのキム・ソニョン選手とチョン・ミンソク選手のペアらもメダル獲得の有力候補として期待が集まっている。

韓国のイ・ジェミョン(李在明)大統領も、5日の首席補佐官会議で同五輪に言及。「選手団の善戦を国民と共に応援する」と述べた。また、李氏は「五輪が開催されるのに静かだ」とも指摘。「選手たちが国民の熱い応援と関心の中で実力を発揮できるよう、大会の広報にも力を入れてほしい」と呼び掛けた。韓国政府はチェ・フィヨン文化体育観光部(部は省に相当)長官を政府代表として現地に派遣している。チェ氏は「選手たちが実力を発揮し、怪我なく安全に大会を終えられるよう、必要なあらゆる支援を行う」としている。

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