BTS(防弾少年団) の最新ニュースまとめ
「BTS」はRMさん、JUNG KOOKさん、JIMINさん、Vさん、JINさん、SUGAさん、J-HOPEさんの7人で構成する韓国出身の男性ヒップホップアイドルグループ。2013年6月にミニアルバム「2 COOL 4 SKOOL」でデビューした。グループ名の「BTS」は、別称の防弾少年団を韓国語で表した「バンタンショニョンダン(防弾少年団)」の頭文字を取って名付けられた。「防弾少年団」には「10代・20代に向けられる社会的偏見や抑圧を防ぎ、自分たちの音楽を守り抜く」との意味が込められている。2017年から世界進出を視野に入れ、「BTS」を通称として用いるようになった。2020年8月にYouTubeに公開されたヒット曲「Dynamite」のミュージックビデオは、再生回数が20億回を達成するなど大記録を達成。世界的な人気と影響力を誇り、国連総会で3回にわたりスピーチも行った。
韓国では原則、19~28歳までの健康な男性に兵役義務が課せられる。2020年の兵役法改正により、「大衆文化芸術分野」の功労者の入隊期限が28歳から2歳引き上げられ、30歳まで延期できるようになった。この法改正の前、「BTS」の最年長メンバー、JINさんの入隊期限が迫っており、活動の休止を少しでも遅らせたいという熱烈なファンの願いが国政を動かすこととなった。
法改正によりJINさんの入隊は延期されたが、その後も「BTS」メンバーの入隊をめぐる議論は続いた。ファンらからは「BTS」メンバーに入隊時期延長ではなく兵役特例を適用するよう求める声が次第に高まっていった。兵役特例は、芸術・スポーツ分野の特技を持ち、文化体育観光部(部は省に相当)が推薦した人が芸術・スポーツ要員として兵役を代替できるようにするというもの。事実上の兵役免除だ。しかし、「BTS」のような大衆文化芸術者は対象に含まれておらず、同グループが世界的な活躍を見せる中、国民から「国威発揚に貢献しているのに兵役特例の対象にならないのはおかしい」との声が上がった。
世論の高まりを受け韓国国会は、兵役特例を盛り込んだ兵役法改正案について議論を重ねたが、特例対象を広げることには慎重な意見もあり、遅々として結論は出なかった。特例に慎重論も根強かったのは、対象をむやみに広げれば兵役そのものが成り立たなくなる上、一般の対象者から公平性の観点から不満も上がって、円滑な兵役の推進に支障をきたすことへの懸念があったからだ。
最終的にどのような結末となるのかファンはもちろん、国内外のメディアも注目し続けた中、所属事務所は2022年10月、JINさんが軍入隊延期の取り消しを申請し、兵務庁の入隊手続きに従うとの方針を明らかにした。その後、所属事務所は同年12月、JINさんの軍入隊を公式に発表し、JINさんは同月13日、韓国陸軍に入隊した。
その後、他のメンバーも順次入隊。「BTS」は人気絶頂のさなか、グループとしての活動を休止し、ファンは「完全体」での活動再開を心待ちにした。昨年6月までに全員が兵役を終え、翌月には、7人全員そろって生配信を行い、2026年春の活動再開を発表した。
ファンの期待が高まる中、所属事務所の「HYBE」は3日、活動再開を記念する復帰公演を来月21日にソウル中心部のクァンファムン(光化門)広場で行うと発表した。また、前日の20日には新アルバム「アリラン」を発売すると明らかにした。「BTS」は約4年ぶりにグループとしての活動を再開することになる。復帰公演はスタンディングエリアと指定席に、計1万5000人を入場させる方向で主催者側がソウル市と協議している。また、今回の公演は、動画配信サービスのNetflixが世界190余りの国と地域にライブ配信する。一方、当日はチケットを入手できなかった多くのファンが会場周辺に集まることが予想され、韓国警察は安全確保に総力を挙げる方針で、ソウル警察庁は、公共安全次長をチーム長とするタスクフォース(TF)を構成した。
いよいよファン待望の復活を果たす「BTS」。4月からは、9日の韓国・コヤン(高陽)での公演を皮切りに、ワールドツアーがスタートする。北米、欧州、南米、アジアと34都市で計79公演を予定している。これはK-POPアーティストの単一ツアー史上、最多公演数だ。日本では4月17、18両日に、東京ドームで開催される。約7年ぶりの来日公演となる。さらに、来年には日本と中東で追加公演を予定している。
先月、リーダーのRMさんはファンに向けた手紙で「誰よりも切実な気持ちで待っていました」とコメント。Vさんは「2026年はもっとたくさん、もっと素敵な思い出をつくっていくので期待してください」と呼び掛けた。
Copyright(C) wowneta.jp
