今回の北中米大会は米国、カナダ、メキシコの共催で行われ、6月11日に開幕する。今大会から、参加チームが2022年のカタール大会までの32チームから48チームに増えた。1次リーグは12組に分かれ、各組の上位2チームと、3位のうち成績上位8チームの計32チームが決勝トーナメントに進出する。決勝は7月19日。
韓国サッカー協会は16日、今大会に臨むメンバーを発表した。FWのソン・フンミン選手やMFのファン・ヒチャン選手、DFのキム・ミンジェ選手といった主力が順当に選ばれた。JリーグからはFC東京のGKキム・スンギュ選手、鹿島アントラーズのDFキム・テヒョン選手の2人が選出された。会見したホン・ミョンボ監督は「歴代のW杯の中でも、不確定要素の多い大会だ。危機ではなく、番狂わせを起こすチャンスだと考えている」と語った。ホン監督は今大会の目標に「32強進出」を掲げているが、「1次的な目標が32強に良い位置で行くことであり、その後はどんなことが起こるかわからない」とも語り、さらなる快進撃に意欲を語った。
代表メンバーの発表を受け、韓国メディアのOSENは「ホン・ミョンボ監督は、既存の組織力を維持しつつ、試合の流れを変えることができる『切り札』となる選手の起用にも配慮したようだ」と分析。「ワールドカップという大会の性質上、ベンチメンバーの起用が重要となるため、多様な戦略を考慮した陣営と評価されている」と伝えた。
韓国のW杯出場は11大会連続12回目。最高成績は自国開催だった2002年大会の4位。前回の22年大会では1次リーグを2位で通過したが、決勝トーナメント1回戦でブラジルに1-4で敗れた。今大会、韓国はグループステージA組に属し、開催国のメキシコのほか、南アフリカ、チェコと対戦する。
一方、韓国メディアはライバル視する日本の代表メンバーについても様々な角度から伝えている。とりわけ、日本では史上初となる5大会連続でメンバー入りしたFW長友佑都選手に注目。STARNEWSは「長友は2010年の南アフリカ大会にも出場した『生けるレジェンド』。2011年のアジアカップでは、パク・チソン率いる韓国代表との準々決勝を制し、さらに決勝でオーストラリアを下して優勝を果たした立役者でもある」と紹介した。スポーツ朝鮮は「カリスマ性と闘争心が森保一監督から高く評価されているようだ」と伝えた。
W杯に5大会でメンバー入りした選手は世界に8人しかいない。長友選手の「偉業」には韓国代表選手からもリスペクトする声が上がっている。講談社が運営している、サッカー情報専門メディア、ゲキサカによると、長友選手と同じFC東京に所属し、韓国サッカー史上最多タイとなる4大会連続でメンバーに選出されたGKキム・スンギュ選手は、「5回はとても大変なことだと思うし、とても誇らしい。私も素晴らしいと感じている」と称えた。
また、複数の韓国メディアは直前のけがで代表入りを逃したエース三苫薫選手が選外になったことについても報じた。三苫選手を、今回、4大会連続でメンバー入りした韓国のスターにちなみ、「日本のソン・フンミンが外れた」との見出しを打ったOSENは「その穴を埋めることができるか懸念が高まっている」と伝えた。
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