「ロミオとジュリエットの街」で有名なヴェローナの郊外、海抜775mのバルド山の断崖絶壁に建てられた教会があります。
その名は、サントゥアーリオ・マドンナ・デッラ・コローナ(Santuario Madonna Della Corona)。
13世紀から建設が始まり、現在の教会が完成したのは16世紀のこと。
山の崖にぴったり張り付くように佇み、神秘的な雰囲気を持つ教会です。




渓谷に囲まれる岩山に高さ18mもの教会をどうやって建てたのか、訪れる人は皆同じことを口にして教会の美しさに見入ってしまいます。
教会内部は崖を削り、祭壇の後ろは岩肌がそのままという特殊な構造も見どころです。




小さな教会を出ると目の前はアディジェ渓谷の絶景が広がり、心地よい風が気持ちいい!
かつては秘境であるゆえ礼拝所へのアクセスが困難でしたが、教会にたどり着く道や階段の工事などが段階的に行われ、今では歩きやすい歩道が設けられ、村から教会までは徒歩20分ほどで到着することが出来ます。


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