イギリスではNHS(国民医療保険制度)というものが実施されており、所得に応じて保険料を払うことがベースとなっていますが、原則医療費は無料となっています。
ただ、薬については適用外になりますので、そちらについては支払いが必要です。

また、日本と異なる点は、お医者さんにかかる際に、イギリスではGP(一般開業医)を登録します。
ホームドクターのようなものだと思って頂ければと思います。
基本、いつも同じ担当者に診てもらいます。
必要であれば専門医を紹介してもらいます。

GPは通常、診療所に勤務しており、そこには数名のGPがいます。
担当のGPが看護士さんとともに、対応をしてくれます。

上の写真がダーリントンにある、とある診療所。
外観は古いビクトリア様式の建物ですが、内は近代的な作りとなっています(残念ながら内側の写真は撮ることができませんでした)。
写真の手前の白い建物が隣接する薬局となります。

(余談ですが、イギリスは外観の古い建物が多いのですが、内側は近代的なオフィスになっているというパターンが多いと思います。そのギャップに驚くこともしばしあります)

さて、お医者さんですが、最近はインド系の方も多くなっているようです。

また、風邪くらいでは、イギリスの方はあまりお医者さんにはかからないようです。
ウイルス性のものであれば、診療所での処置よりも、安静にすれば時間の経過に従い治るということを皆知っているのでしょう。


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