体重は石8個？イギリス独特の計量単位【イギリス】

イギリスに来て戸惑うことの一つは、身長や体重をセンチメートルやキログラムで言うといまだに通じないことがあるということです。
イギリス人に身長を聞いてみると、5フット10とかで答えが返ってくるのですが、私たちには全くなじみのない単位です。
そもそも1footというのが12inchで、1inchが2，54センチということなので、身長が5foot10(5f10)ということは、5×12＋10＝70インチさらに70インチ×2.54＝177.8センチということになります。計算も面倒なのでこういう換算表を見つけました。
http://www.kelleher-international.com/convertUnits.html
巻き尺を見てみても、センチとインチ、フィートで表示してありました。




さらに体重も普通は50キロ、60キロ、ああ、あと3キロ痩せたい。などと言いますが、こちらでは体重は大抵ストーン（stone,st）、パウンド(pound,lb)、という単位を使うようです。
8ストーン＆ア・ハーフ、とか言ってくるのですが、私たちには全くなじみがなくわかりません。
1ストーンが14パウンドで、1パウンドが大体0.45キログラムらしいです。
8ストーン＆a halfということは、8×14＝112パウンド、それにハーフストーンの7パウンドを足して119パウンド、119×0，45＝53，55キロ、ということになります。
1ストーンが6.3キロだということです。
大きな石一つ分ということでしょうか。
こちらの体重計はストーン、キロで表示されています。
だんだん世界標準のセンチやメートル、キログラムに統一したほうがわかりやすい、という意見もあるようですが、しばらくイギリスは独自の計量法のままだろうと思います。