モリーゼ州の町イゼルニアは、人口が2万人ちょっとの小さな町。
古い歴史ある町で、旧石器時代からの遺跡が残っているほか、古代ローマ時代の遺構も多く、小さいながらも風格を感じる地域です。
町の周辺には陶芸などの工房も多く、活気を感じます。




夜半ともなると町では人影も少なく、灯りに照らし出される石づくりの街並みはとても幻想的。
夜の漆黒と建物の白さが対照的で、フォトジェニックです。
イゼルニアの中心には、聖ピエトロに捧げられた教会があります。
もともとこの場所には、古代ローマ時代の異教の神に捧げられた神殿がありましたが、中世に入ってキリスト教会となりました。




また町のシンボルとなっているフラテルナの泉も、古代ローマの遺構から作られたものです。
この町出身のローマ教皇ケレスティヌス5世に捧げられたと伝えられていて、その昔はこの泉の水で洗濯をする町の女性たちの姿があったのだとか。

古代の建築物も無駄にしないイタリア人のこのセンス、いつものことながら脱帽です。


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