韓国の繁華街には、夜遅くまで、または明け方まで営業しているお店がたくさんあります。
その中で、近年よく見かけるようになったのが「日本式居酒屋」。

日本の大手外食フランチャイズ店の韓国進出に加え、「日本酒」「お刺身」「焼き鳥」などと書かれた赤ちょうちんを下げた、個人経営の居酒屋も続々と登場してきました。

なにやら、お店のオーナーさんが日本で修行を積んだり、日本への留学経験があったりして、すっかり日本の「酒文化」に魅せられてお店を持ってしまったというパターンが多いようです。


在韓歴が長い私にとっても、これらの登場は大歓迎!
韓国の人々のニーズに合えばいいなと願う反面、日本のそれとは異なる部分が多く、期待して損したということも・・・
今回は「韓国に続々と出店する日本式居酒屋」の“あるある”をまとめてみました!


1.お値段設定がお高め

安くて量が多いことがウリの韓国の外食業界に突如現れた日本式居酒屋。韓国ではあまり食べられない食材や、アルコール類を使用していたり、輸入のためのコストがかかってしまうため、お値段設定がかなりお高めになっています。


2.やっぱり本場日本の味ではない!

焼き鳥や串揚げなどの串料理は、韓国で食べられる機会がほとんどないので期待大!しかし、日本食を謳っているからといって、その味が保証されたものではありません。プラス、1串あたり3000ウォン近く(約300円)取るなんて・・・


3.「日本式居酒屋」だからといって日本語が通じるとは限らない

日本語は通じないことがほとんどです。メニューは日本語(日本語をハングルに書き換えたもので、発音は日本語通り)なのになぜ!?働いているのは、普通の韓国人だからです。日本人留学生のバイトさんがいればラッキー!


4.飲み放題は大人気!
もともと、お酒の値段は安い韓国ですが、とにかく飲むことが大好きな韓国人。
「飲み放題」という夢のワードに感激した人はずいぶん多かったようです。



続々オープンしている日本式居酒屋に在韓の日本人が故郷の味を求めて立ち寄ると残念ながら期待外れ・・・ということも多いそう。
日本人が経営している日本式居酒屋であれば、変テコなメニューに驚愕することなく楽しむことができますが、味に関しては安心できても、結構なお値段を覚悟する必要はありそうです。

日本人から見る「居酒屋」は気軽に立ち寄れるお店のはずなのに・・・

日本の味を求めて訪れる際にはお店選びは重要のようです。



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