幼稚園や小学校に通うお子さんをお持ちだと、2月14日前後に『バレンタインパーティのお知らせ』というお手紙を貰うかと思います。
クラスメイトの名前が羅列してある紙には、『クラス全員分のバレンタインとそれを入れる箱を持ってくるように』という謎の一文が。パニックになりながら担任の先生に『バレンタインって何ですか?』と聞こうものなら、『そのあたりのスーパーで売っているわよ』と、ますます混乱するようなお返事が返って来るはす。

この場合の『バレンタイン』とは、日本で育ってきた私たちが考えるそれとは、全くかけはなれた意味を持っています。ざっくり言えば、『幼稚園・小学校に於けるクラスメイトの名前を書いたカードなどを交換しあうイベント』の事。




この時期、スーパーには、様々なバレンタイングッズに合わせて、箱に入った手のひらサイズのカードが売られています。10枚入り、20枚入り、30枚入り、鉛筆付き、シール付き、キャンディ付き、チョコレート付きなど、種類も内容も盛りだくさん。先生が、スーパーで買ってね、と言った理由は、こういうことなのです。

選んだカードに、クラス全員の名前を書いて、『バレンタインを行う日』に学校へ持って行ってみんなとそれぞれ交換するのです。箱が必要なのは、交換したバレンタインを入れるため。
もちろん、お家にある画用紙をハガキ半分ほどの大きさにして、自分たちでカードを自作というのもありです。引きこもりがちなこの時期、お子さんとの時間つぶしには、もってこいかもしれません。


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