マレーシアの首都、クアラルンプールから車で2時間の所にあるポートクランの港で昔、中華系移民がきつい肉体労働を乗り切るために、スタミナ満点な朝ごはんとして生み出されたのが「バクテー(肉骨茶)」です。
安い骨付き肉を中国の漢方とニンニクで煮て、ごはんにかけて食べるものでした。
基本的な食べるスタイルは今でも変わっていません。
今ではマレーシア国内、どこにでもお店があります。

豚肉は長い時間かけてコトコトと煮こまれ、口の中でホロっと崩れるくらい柔らかいです。
油分も抜け落ちるので、意外にもさっぱりしています。
小さく切った細長い揚げパンをスープに浸して食べるのも美味しいです。
スープは無料で追加オーダーできます。
また、油分を分解すると言われる濃い目の中国茶と一緒にいただくので、ダイエットしている人でも食べられます。
豚のスペアリブだけでなく、ロース肉やレバー、各種ホルモンなどもあります。
それぞれのお店によってスープの味が違うので、マレーシアの人たちはそれぞれに、自分のお気に入りのお店があります。

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