メキシコシティでは、航空便の増加に伴い対応能力が慢性的に不足している現在のメキシコシティ国際空港に変わり、新空港の建設が予定されています。
大統領の政策転換などから、空港建設が一時凍結をされていますが、その理由として浮上したのがマンモスです。

新空港の建設予定地では、建設に伴う調査の段階から大量の化石が発掘されており、さらに最近の調査では、巨大なマンモスの骨が大量に発掘されました。
マンモス大量死の現場がそのまま見つかることは珍しく、世界的に見てもまれな例です。
そこでメキシコシティは、このマンモスの遺跡を保護、さらに発掘されたマンモスの骨を組み合わせて骨格再現をするなどしています。

今年は、マンモスに関する博物館もオープンし、実物大のマンモスを見学することができるようになりました。
新しい博物館でとても見ごたえがあり、マヤ文明よりもさらに昔のメキシコを勉強することができる博物館です。


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