中国、1月26日から「春運」開始…40日間の特別輸送体制=中国報道
中国、1月26日から「春運」開始…40日間の特別輸送体制=中国報道
中国で、ことしは1月26日~3月5日までの40日間が「春運(春節〈旧正月〉時期の特別輸送体制)」期間となる。

長距離列車の切符は出発の15日前から購入可能になるので、「春運」運行初日の1月26日の列車の切符は1月12日から発売となる。ことしの春節の連休は2月10日(土)~2月17日(土)まで。大晦日2月9日の列車の切符は1月26日から購入可能となる。

「春運」期間中の航空旅客数も大幅に増加する見込みで、延べ8000万人に達すると見られており、1日平均200万人の利用が予想されている。旅客数のピークは2月8日、16日、20日、25日。

ことしは春節休暇が例年よりも長いため、国内では「帰省+旅行」のスタイルが人気を集めそうだという。人気の航空路線は主に北京・天津・河北省、長江デルタ(上海・江蘇省・浙江省)、広東省・香港・マカオ、成都・重慶の4大都市群に集中している。

また、海南(かいなん)省の三亜市や海口市など南方の観光都市、中国東北部や新疆ウイグル自治区などの氷雪観光が人気の都市への旅客数も大幅に増加するものと見られている。

海外の場合は、春節前後に国際線の旅客数がピークを迎えると見られている。人気を集めている訪問先は韓国、日本、東南アジア諸国など。

「春運」期間中は、1日あたり平均1万6500便が運航する予定だ。
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