中国・青島空港で2022年に発生した死亡事故…空港運営会社に罰金80万元=中国報道
中国・青島空港で2022年に発生した死亡事故…空港運営会社に罰金80万元=中国報道
中国・山東省にある青島膠東国際空港で2022年に発生した、地上整備員が飛行機にひかれ死亡した事故について、青島市応急管理局は17日、同空港を運営する青島国際空港グループ有限公司に対し罰金80万元(約1670万円)の支払いを命じたことを発表した。

事故が発生したのは2022年1月24日。空港の地上整備員が牽引中の飛行機にひかれ、その場で死亡が確認された。

現地の航空安全委員会が調査を行い、2023年1月に事故原因について報告した。

当時、青島航空の飛行機の牽引作業が行われた際、当該整備員の無線が規定通りに装着されておらず、牽引車両に対して出した停止の指示が伝わっていなかったという。整備員が持っていた書類を落とし、しゃがみ込んで拾っていたところ、動き出した機体の車輪にひかれ死亡した。

同委員会は、同社の安全面での管理が不十分であったと指摘し、危険管理マニュアルの改善を求めた。また、現地の応急管理局が罰金80万元を科した。
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