「ベッドの下に男が」…日本旅行中の外国人女性に何が?
「ベッドの下に男が」…日本旅行中の外国人女性に何が?
日本旅行をしていたウクライナの女性が、ホテルのベッドの下に見知らぬ男性を発見し、警察に通報する事件が起きた。

 最近、台湾メディア「ミラーメディア」などによると、日本で一人旅行中だったウクライナの女性ナタリー・ホメンコさんは先月25日、自身のインスタグラムアカウントを通じて、自分が泊まっているホテルのベッドの下から見知らぬ男性を発見し、ショックに陥ったと明らかにした。

 ナタリーさんは「安全な旅行になる予定だったが、すべて変わってしまった」と当時の状況を説明した。

 ナタリーさんは先月、東京のあるホテルの客室で奇妙な匂いがしてあちこち確認していたところ、ベッドの下に隠れていたアジア系男性を発見した。ナタリーさんは驚いて叫び、男性はベッドの下から這い出てきてナタリーさんを3秒間見つめた後、客室の外に逃げたという。

 この事件は現在、日本の警察が捜査に乗り出している。ホテル側も事件の調査を進めている中、警察は現場で携帯用補助バッテリーとUSBデバイスなどを発見した。 しかし、ホテルに防犯カメラが設置されていないため、侵入者が誰であるかは確認が難しいという。

 被害女性が宿泊していたホテルは、日本最大規模のビジネスホテルを運営しているAPAチェーンであることが分かった。

 ナタリーさんはホテル宿泊費として支払った510ドルを払い戻されたという。彼女はホテル側に精神的被害に対する補償として1600ドルを請求したが、拒否された。

 その後、ナタリーさんはホテル側から受け取った公式メールを追加公開した。メールを通じてホテル側は「警察が指紋採取など初動捜査を行ったが、犯人を把握できなかった。防犯カメラの映像がなく、犯人を特定するのが難しく、捜査を続けるのが難しい」とし、「大変申し訳ないが、事件に関して正確に把握できた内容がない」と明らかにした。

 これに対してナタリーさんは「この事件以降、私の旅行は悪夢に変わった。翌日も眠れず、不安に悩まされ、部屋の隅々まで確認することになった」とし、「どうやって誰かが私の部屋に入ることができるのか、私がその部屋に一人でいることをどうやって知ったのか、そしてホテルがなぜそのような深刻な安全違反に対して責任を負うことができないのか疑問だ」と憤りを示した。

 その上で、ホテル側にこの事件に対する真相究明とフォローアップを求めた。
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