中国の社会物流総額、1-3月は前年比5.7%増=中国報道
中国の社会物流総額、1-3月は前年比5.7%増=中国報道
中国物流購買連合会はこのほど、ことし第1四半期(1-3月)の物流運行データを発表した。

第1四半期の全国社会物流総額は前年同期比5.7%増の91兆元(約1815兆円)だった。成長率は1-2月より0.4ポイント上昇した。工業製品の物流総額は同5.9%増で、社会物流総額に占める割合が8割を超えており、依然として物流需要増加の主力となっている。

各政策の効果が持続的に表れた。大規模な設備更新政策により、汎用設備、専用設備の製造に関連する物流需要は、前年同期比でそれぞれ9.4%、4.1%増加した。また、消費財買い替え政策により、通信機器類、家電製品と映像音響機材類、家具類の商品小売に関連する物流需要は、それぞれ同26.9%、同19.3%、同18.1%増加した。

同期間、物流業の総収入は同5.0%増の3兆3000億元(約65兆8000億円)で、成長率は1-2月より0.2ポイント上昇した。

第1四半期の社会物流総費用は4兆5000億元(約89兆7000億円)。GDPに対する比率は14.1%で、前年同期より0.3ポイント下落した。これは、GDP1万元あたりの物流コストが1410元(約2万8000円)で、前年同期より30元(約600円)減少したことを意味する。
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