中国・重慶市、上半期GDPは前年比5.0%増=中国報道
中国・重慶市、上半期GDPは前年比5.0%増=中国報道
重慶市統計局は23日、上半期の経済状況を発表した。

同局によると、上半期(1-6月)の同市の域内総生産(GDP)は1兆5929億5800万元(約32兆8000億円)だった。不変価格で計算すると前年同期比で5.0%の増加となった。

産業別では、第一次産業の付加価値が同3.1%増の714億8200万元(約1兆5000億円)、第二次産業が同4.2%増の5555億7500万元(約11兆4000億円)、第三次産業が同5.6%増の9659億100万元(約19兆9000億円)だった。

同市の規模以上(年間主要営業収入が2000万元〈約4億1000万円〉以上)の工業の付加価値は同5.6%増加した。第一四半期(1-3月)より2.0ポイント高くなっている。三大部門別では製造業が同6.0%増、電力・熱エネルギー・ガス・水の生産・供給業が同5.1%増、採鉱業が同5.8%減だった。

同市全域の社会消費財小売総額は同4.5%増の8300億3700万元(約17兆円)にのぼり、第一四半期(1-3月)を0.4ポイント上回った。固定資産投資は同3.2%増加した。

上半期の同市住民1人あたりの可処分所得額は同5.1%増の2万2117元(約45万5000円)だった。うち、都市部で同4.5%増の2万8051元(約57万7000円)、農村部で同6.2%増の1万1845元(約24万4000円)となっており、都市部と農村部の収入比は前年同期の2.41から2.37に縮小した。
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