商務部が重点モニタリングを行っている商品市場の利益額は同8.2%増だった。卸売・小売業は着実に発展しており、多元的な業態が活発に構築されている。その中で、工業消費財が同17.9%増、資本財が同6.4%増だった。
小売業を見ると、限度額以上(主要事業の年間売上高が500万元〈約1億円〉以上)の企業別では、コンビニ、専門店などの小売売上高が増加傾向を維持した。会員制倉庫型スーパー、集合店、無人店舗などの新業態の小売売上高が2桁の増加となった。
都市部と農村部の市場は共に発展しており、消費が安定的に増加している。都市部では、商務部が重点モニタリングした全国78か所のショッピングエリアの利用客数と売上高が、それぞれ同4.3%増、同4.4%増となった。
商務部のビッグデータによると、農村部のオンライン小売売上高は同7.7%増加した。また、農産物のオンライン小売売上高は同9.6%増加しており、農村部の電子商取引(EC)が活発に発展している。
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