タイでは水道水を飲むことができません。
その理由は、浄水場では水質基準を満たしたきれいな水なのですが、水道管の劣化や腐敗によって、蛇口から出てくるころには不純物が混じってしまっているためだと言われています。

そのため、多くの人は水を買って飲みます。
最も手軽なのは、スーパーやコンビニでドリンキングウォーターと呼ばれるペットボトルの水を買うことです。
これは水道水をろ過や消毒して飲料にしたもので、値段は500mlで32円ほど。

1~2人暮らしだったり料理をしない人はペットボトルの水で事足りますが、そうでない場合は大量にペットボトルを買うのは少々面倒です。

そこで自炊をすることが多い在住日本人家庭では、浄水器を設置したり、ウォーターサーバーを契約しているのが一般的です。
ペットボトルよりは割高にはなりますが、利便性は格段に上がります。

また、水道水が飲めないため飲食店に行っても日本のように無料のお水は出てきません。
ドリンクキングウォーターを料理とは別に注文する必要があります。
一部のローカル食堂や屋台では水やお茶がフリーで出てくる場合もありますが、どのような水を使っているかは分からないので慣れていない日本人は飲まないのが無難です。


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