
タイは日本と同じ右ハンドルの左側通行の国です。
そのため日本人にとっては一見運転しやすいようにみえますが、注意すべき点も多いです。
まず交通ルールで日本と異なるのは、左折は赤信号であっても基本的にOKという点です。
左車線で信号待ちをしてしまうと、後ろからクラクションを鳴らされます。
また法定速度は一般道は80km、高速道路は120kmなのですが、取り締まりが緩いこともあり、多くの車が法定速度を大幅にオーバーして走っていることが多いです。
特に地方の場合は100km以上で走っていることもよくあります。
またタイでは教習所に通う人は少なく、多くの人は自分で運転の練習をし免許センターに自分の車を持ち込んで試験を受け免許を取得します。
さらに信じがたいのですが、運転免許を持たずに運転しているドライバーも一定数います。
そのため全体的に運転技術に習熟していないドライバーが多く、ヒヤヒヤすることが多いです。
例えばウインカーを出さずに急に車線変更、車間距離を取らずに異様に詰める、ハンドルの切り替えしが甘くUターンで曲がり切れない…などさまざまです。
タイは2021年のデータによると10万人あたりの交通事故死者数が日本の約10倍です。
運転をしない場合でも特にバイクタクシーなどに乗る場合は十分注意した方が良いといえます。
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