「パリでフランスらしいレストランで食事をしたいけれども高いところはちょっと…」
というなら「ブイヨン」(Bouillon)がおすすめ。
「ブイヨン」は1800年代にパリのお肉屋さんが始めた気軽な値段で伝統的な食事を提供するレストラン。
パリを中心にレストランやテイクアウトとパンのお店を展開しています。




レストランの特徴の1つは広いフロアに整然と並ぶテーブルの数でしょう。
このブイヨン レピュブリック店は昼時に行くと長い行列ができています。
予約をしていなければ外で蛇行する列を少しずつ進み、中に入ると30mはあろうかという奥行きの長方形のフロアが広がっています。
そのフロアに正方形のテーブルが狭い間隔で3列、奥までずらりと並んでいる風景はなかなか圧巻です。




小ぶりの木のテーブルには白いテーブルクロス、その上に白地に赤い枠線が入ったブイヨンのロゴ入りの紙ナプキンがしかれ、ワイングラスが斜め1列にきっちりと並べられているところでフランスの伝統的なレストランの雰囲気を味わうことができます。
家族連れや友人同士がおしゃべりをしながら食事を楽しむ中を何名ものサービスの人が往来する様子はまさに「大衆食堂」という言葉がぴったり。




10数ユーロでフレンチのメイン料理をしっかりとしたボリュームで食べられるレストランはそう多くないでしょう。
また出されるプジョラン(Poujauran)の薄茶色のパンは自然な味わいがあり、パン好きには嬉しいクオリティです。




トイレがある2階にもフロアがあるという大容量のレピュブリック店の盛況ぶりを見る限り、これからもこの素敵なコストパフォーマンスを続けてくれそう。
色々とパリを見て回る予定が詰まっている人は予約をするか、事前にサイトでメニューを確認して速やかに注文できるようにしておきましょう。


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