日本のマンガは世界的に人気ですが、スペインも例外ではありません。ドラゴンボールやキャプテン翼などのクラシックから最新のものまで、非常に多くの日本のマンガがスペイン語に訳されて販売されています。今回は、スペイン語で出版されている日本マンガのうち、最近話題の6作品を紹介します。

「鬼滅の刃」Guardianes de la noche
大正時代を舞台に主人公が鬼と化した妹を人間に戻すために戦う姿を描いた作品で、作者は吾峠呼世晴。日本国内では、「ワンピース」の売上を追い越すほどに人気のある本作は、スペイン語版も出版されています。日本では現在21巻まで店頭に並んでいますが、スペイン語では第8巻までが販売されています。

「ワンピース」One Piece
尾田栄一郎による大海賊時代を舞台にしたアドベンチャー作品。日本での歴代発行部数ランキングで1位のこの作品は、世界でも大人気です。日本では96巻までが出版されていますが、スペインでは89巻までがスペイン語に訳されて販売されています。

「約束のネバーランド」The Promised Neverland
白井カイウ(原作)、出水ぽすか(作画)による作品で、孤児院で育てられた子ども達が過酷な運命の中生きていくというストーリーです。日本では19巻まで出版されており、スペインでは現在10巻まで発売されています。

「五等分の花嫁」Las Quintillizas
春場ねぎ作の、男子高校生が五つ子の女子高生の家庭教師を務めることになるというラブコメディ。日本では最終巻である第14巻がすでに発売されていますが、スペインでは現在第1巻がスペイン語に訳されて購入可能となっています。

「僕のヒーローアカデミア」My Hero Academia
主人公の少年が最高のヒーローを目指していくヒーロー物語。堀越耕平による作品。現在日本では27巻まで発売されていますが、スペイン語版は20巻が最新巻です。

「進撃の巨人」Ataque a lot titanes
人類が突如出現した巨人により滅亡の淵に立たされるというストーリーで、作は諫山創。全世界で大人気のこのマンガは、日本では31巻まで発売されていますが、スペインでは29巻までがスペイン語に訳されて発売されています。

このように、日本で最近話題となっている作品もすべてではありませんが、スペイン語に訳されてアマゾンなどで購入可能となっています。価格はアマゾンで購入するとだいたい6~8ユーロ(約750~1,000円)と、やはり割高ですが、日本で最近話題の作品もスペイン語で購入することができるのは、日本マンガファンにとってはありがたいことかもしれないですね。

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