アンダルシアの街並みとオレンジの樹は切っても切り離せないというほど、街路にはたくさんのオレンジの樹が植えられています。

スペインで一番多く見かけるのがこのオレンジとオリーブの木ですが、アンダルシアからマドリードへ向かう列車では、広大な荒野に植樹されたオリーブの畑が何十分も続いてるところを通りますが、スペインの広さを感じます。

まず冬の間は白い小さな花を咲かせ、春になるとオレンジの実がなります。そしてそれらオレンジがもし採られることがなければ、夏前には皆地面に落ちてしまいます。






果物屋さんの店頭に並んでいるオレンジと街路樹のオレンジはもちろん違います。

街路樹のオレンジは食べるのにもジュースにも向いていません。ただレモンのかわりに少したらす程度であれば使えないこともありませんが、こちらのスペイン人は誰も街路樹のオレンジは採りません。

そして夏になると大量のオレンジが道路に落ちていくのです。ちょっと勿体ないですね。


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