マレーシアのソウルフードの1つに、チキンライスがあります。
チキンライスと聞くと日本人なら、オムレツの中に入っているケチャップライスを思い浮かべると思いますが、全くの別物です。
中国の海南島からマレーシアに移住してきた人たちが広めたと言われており、そこから海南鶏飯、Hainanese Chicken Riceと呼ばれています。

チキンライスのお店は、ガラス越しに白と茶色の鶏がまるまるぶらさがっているのですぐわかります。
白い方がネギやショウガと一緒にまるごと蒸した鶏、スチームチキン。
そして茶色い方は、こんがり丸焼きされた、ローストチキンになります。
鶏の出汁スープで炊き上げたうま味たっぷりのごはんに、ぶつ切りにしたチキンをのせ、鶏の出汁に薄く塩味をしたスープがセットになります。
食べるときは、薬味のすりおろししょうがとチリソースもお好みで加え、混ぜながらいただきます。




マレーシアでは定番の定食、ともいえるチキンライスですが、お店によって全然味が違います。
そして、マレーシア人のチキンラスへのこだわりは非常に強く、それぞれに自分のお気に入りのお店や屋台があります。
ちなみに、お値段は大体10リンギ(約260円位)以下とお手軽です。
みなさんもマレーシアにいらしたら、ぜひいろいろなお店で食べてみてくださいね。


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