他の東南アジアの国々と同じように、マレーシアでもバイクは、人々の生活の足となっています。
朝の時間帯など、家族4人で1台のバイクに乗って学校、職場にいくのも普通の光景となっています。
バイク保有率も、国民の3人に1台と統計上なっていますが、近年増え続けるフードデリバリーの需要から、もっと増えているような感じがします。

殆どが125ccの小型バイクで、車の間と間をぬうように走ります。
信号無視もしょっちゅうで、バイクに交通ルールは存在するのか?と思うこともあります。
しかも、車とバイクの事故が起こると、停車中の追突や飲酒運転などの特別なケースを除き、ほとんどの場合、車の過失割合が100%となるのにも驚きです。




それから、長袖のジャケットを”後ろ前”に着ているライダーの姿をよく見かけます。
どうしてか聞いてみると「腕の日焼け防止」だそうです。
また「背中が開いている方が、暑くないから」「バイクに乗っていて雨が降ってきた時に、前から濡れるのを防ぐため」と話すライダーもいました。
この“後ろ前”ライダーは、マレーシア独自のものかもしれません。

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