ワクチン接種が進み、メキシコの感染者もやや落ち着いてきた状況になってきました。
職場でも「冬休みどこに行こう」という話題がメキシコ人の間から出てくるなど、旅行への需要も回復しつつあります。
その証拠に、こまで運休が多かったメキシコシティからカンクンやアカプルコといった観光地に向けての飛行機も増便傾向にあります。

メキシコシティは標高が2500mを超える高地のため、企業によっては「低地休暇」というのを設定しているのが特徴です。
これは、低地に移動して英気を養ってくるための休暇で、会社によっては休暇の手当てを出すところや、低地に会社保有の施設があるところもあります。
メキシコ人でも裕福層になると、低地に別荘を持つのがステータスの1つで、メキシコシティから数時間のクエルナバカやケレタロなどに別荘を保有している人も多くいます。
カンクンやアカプルコは、コロナウイルスの影響でホテルの休業、周辺のレストランの廃業などが社会問題となっており、早い需要の回復が望まれています。


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