フランスといえば世界に名だたるワインを複数生産する国。
ワインはホームパーティやアペリティフ、食事のお供など様々な場面で華やかな雰囲気を演出してくれます。

 しかし、そんなフランスで近年、ビール人気が盛り上がりを見せています。
実際、とあるワインのマーケティング・コンサルタント会社がフランス国内で行った「一般的にどんなアルコール飲料を飲むのが好きですか?」というアンケート(複数回答可)で「ビール」と答えた人が「スティルワイン」(つまり発泡ワインは含まない)の回答を僅かに上回ったという結果が2022年春に出ているのです。

 地球温暖化で暑さの中、少しでも快適に過ごそうという人も多いのかもしれません。
フランス国内ではビールのイベントの数や規模が拡大していると共に、各地域の地ビールの新製品も続々と登場しています。
そしてスーパーでは自社ブランド等の手頃な価格のものに負けないくらいグルメ嗜好の需要に応えるビールが並んでいるので、産地やビールの種類、又は自分好みのラベルを見つけてフランス土産にするのも楽しいかもしれません。

 とはいっても長い伝統を持つフランスワイン人気は勿論相変わらず健在です。
最近ではビールとワインを合わせた新製品も登場しており、両者の人気の相乗効果を図っているようです。
 12月にフランスを訪れる機会があるなら「BIERE DE NOEL」(ビエール ドゥ ノエル =クリスマスビール)をカフェやブラスリーでいただいて旅行気分を味わうのも良いでしょう。


ビールイベントの専門サイト
https://biere-actu.fr/evenements/

Copyright(C) wowneta.jp