夏も終わり、秋に楽しみなイベントといえばハロウィンですよね。ハロウィンは古代ケルト人のお祭りが発祥とされ、主にアメリカで文化行事として定着しましたが、フランスでもハロウィンは行われています。今回はフランスのハロウィンがどんな様子なのかご紹介します。

フランスのハロウィンはかぼちゃの飾り付けやおばけ、ホラーもののイベントなど、基本的には日本と同じような雰囲気です。日本ではハロウィン当日は仮装してイベントなどに出かける人もいますが、パリでは仮装する人がほとんどいないのが少し違います。

パリのような大きな街では行われませんが、小さな街や村では子どもたちが「Des bonbons ou un sort!」(トリック・オア・トリート!)と言いながら近所の家を回ることもあるそう。仮装した子どもたちのかわいい姿が思い浮かびます。

パリ市内では、最近人気の脱出ゲームやクラブなど、多くの場所でハロウィン仕様のイベントが行われます。パリ郊外にあるディズニーランドや人気の遊園地アステリックスなども、ハロウィンのデコレーションが施され、普段とは一味違う雰囲気が楽しめます。



あまり知られていませんが、パリにはお化け屋敷があり、ハロウィンにはぴったりの場所。また、観光地として人気のカタコンベもハロウィンにはおすすめの場所です。カタコンベとは地下納骨堂で、遺骨で埋め尽くされた洞窟のようなところ。この2ヵ所はハロウィンにはもってこいの場所です。

ハロウィンは宗教行事ではないため、それほど日本と違う部分はありません。90年代にイベントとして定着したとされており、商業的な戦略の一面があるところも日本と同じようです。

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