日本では基本的に箸を使って食事をしますが、タイでは何を使うのでしょうか。
答えは、麺類は箸とレンゲ、それ以外はスプーンとフォークを使って食事をします。

使い方は右手にスプーン、左手にフォークを持ち、基本的にスプーンですくって食べます。

興味深いのがスプーンを、スプーンとしてもナイフとしても使う点。
大きな塊の肉や野菜、ソーセージなどは、スプーンのふちを使って切ります。
スプーンで切ったものは、フォークにさして食べるのではなく、スプーンに載せて食べます。

麺類の場合は、麺を箸ですくってレンゲに載せて食べます。
タイの箸は、日本と同じような割り箸が出てくることもありますが、多くの場合太くて長い箸です。
そのため日本人にとっては少し使いづらく感じるかもしれません。
麺類を、日本のように音を立てて食べることはマナー違反です。

また、カオニャオと呼ばれるタイ東北部のもち米は、箸もスプーンもフォークも使わず、手で食べる場合もあります。

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