フランスの東、ベルフォール(Belfort)の街を見下ろす要塞シタデル。
この町の歴史を肌で感じられるこのスポットには、国鉄ベルフォール駅から徒歩で30分足らずで麓に着くことができます。
壁の仕掛けの説明や戦時中の写真などを見ながらゆっくりとジグザグに登っていくと、360度のパノラマが広がります。




 この地で19世紀後半に起きた普仏戦争で活躍したのがダンフェール・ロシュロ(Denfert-Rochereau)大佐です。
ベルフォールを守るべく戦った勇ましい姿を讃え、人々は彼を「ベルフォールのライオン」と呼びました。
それで彼のオマージュとして大きなライオン像が造られたという訳です。




 そこでパリを少し知っている方なら、パリにダンフェール・ロシュロという名の場所があることを思い出すかもしれません。
更に詳しい方なら、パリ14区のダンフェール・ロシュロ広場にライオン像があることに気がつくでしょう。
このライオン像は、ベルフォールのシタデルを背負って立っているそれの縮小版なのです。




 そんなパリとの縁もあるシタデルの歴史をかみしめ散策していくと、頂上への案内表示に「カフェ」とあります。
が、これは観光シーズのみの営業です。
ちょっと息の弾む散歩ですから、冬にパノラマを見に登るなら飲み物持参がお勧めです。
また頂上付近に一応設置されている柵の高さは1m程度。写真を取る時は安全第一でどうぞ。



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