中国・サービス貿易、1-7月は前年比8.2％増加＝中国報道

商務部によると、ことし1-7月の中国のサービス貿易は着実に成長した。

1-7月のサービス貿易総額は前年同期比8.2％増の4兆5781億6000万元（約95兆1000億円）だった。うち、輸出が15.3％増の1兆9983億元（約41兆5000億円）、輸入が3.3％増の2兆5798億6000万元（約53兆6000億円）となった。

サービス貿易赤字は5815億6000万元（約12兆円）で、前年同期より1836億2000万元（約3兆8000億円）縮小した。

知識集約型サービス貿易が成長を維持した。同期間の知識集約型サービスの輸出入額は同6.8％増の1兆7756億元（約36兆9000億円）。うち、輸出額が8.6％増の1兆253億3000万元（約21兆3000億円）、輸入額が4.6％増の7502億7000万元（約15兆6000億円）だった。黒字は2750億6000万元（約5兆7000億円）で、前年同期より482億7000万元（約1兆円）拡大した。

知識集約型サービス貿易の中で、その他の商業サービス、電子コンピュータ・情報サービスの輸出入規模が比較的大きくなっている。それぞれの輸出入額は、同3.4％増の7509億7000万元（約15兆6000億円）、同12.6％増の6268億元（約13兆円）だった。

旅行サービス貿易は最も高い伸びを示した。同期間、旅行サービスは急成長を続け、輸出入額が同10.4％増の1兆2594億6000万元（約26兆2000億円）に達した。うち、輸出が62.9％、輸入が3.9％、それぞれ増加した。