中国・上海市、1-9月GDPは前年比5.5％増＝中国報道

上海市が発表したデータによると、ことし1-9月の同市の地域総生産（GDP）は4兆721億1700万元（約86兆8000億円）となった。不変価格で計算すると前年同期比で5.5％増加した。

産業別では、第一次産業の付加価値が同0.9％増の64億2600万元（約1370億円）、第二次産業が同3.9％増の8448億6700万元（約18兆円）、第三次産業が同5.9％増の3兆2208億2400万元（約68兆7000億円）だった。

1-9月の全市工業付加価値は同5.2％増加した。また、全市規模以上の工業企業（年間主要営業収入が2000万元〈約4億3000万円〉以上の企業）の総生産額は同5.7％増加し、成長率は1-6月を0.1ポイント上回った。

固定資産投資は同6.0％増だった。分野別では工業投資が同20.3％増、都市インフラ投資が同11.7％増、不動産開発投資が同2.2％増となった。

社会消費財小売総額は同4.3％増の1兆2302億7700万元（約26兆2000億円）にのぼった。

同市住民1人あたりの可処分所得額は同4.3％増の6万9220元（約147万6000円）、都市部調査失業率は平均4.2％だった。