素朴な白地に鮮やかなブルーを基調とした華やかな柄が目を引くポーランド製の食器(ポーリッシュポタリー)は、最近は日本でも人気が出てきているようですね。

実はこのポーリッシュポタリー、アメリカでは随分昔から人気があったようです。ギフトショップなどに行くとポーリッシュポタリーのコーナーがあるところも多く、またポーリッシュポタリーの専門店まであるんです。

ポーリッシュポタリーは元々、ドイツ、チェコの国境近く、ポーランド西部のボレスワヴィエツという村で14,15世紀ごろから作られてきた伝統工芸品です。度の大戦や社会主義体制の終わりを経て、ドイツに駐在していたアメリカ兵たちがこの食器を本国へ持ち帰ったことが、アメリカでの人気の始まりなのだそうです。






ポーリッシュポタリーはなんといってもその素朴だけど美しい柄が魅力です。一つ一つが職人の手による絵付けなので、どれも芸術品のよう。それにポーリッシュポタリーは熱に強く、よくオーブンで料理するアメリカでは根付くのも早かったのかもしれません。

専門店に行けば種類はかなり豊富で、パイ用の皿(もちろんそのままオーブンで使えます)、ハチミツ用のポット、さらにはクリスマスやイースターのオーナメントまでそろっています。値段は輸入されているからか日本とあまり変わらない気がしますが、お店によって値段は違います。

ポーリッシュポタリーの柄は様々なので、落ち着いたものは正式なディナーの場にも使えますし、にぎやかでカラフルなものは子供のパーティーなどにも活躍しそうです。大きなセレクションの中で自分のお気に入りを見つけてくださいね!

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