ダラムに到着した旅行者は、ここの美しい町並みに驚かれるのではないでしょうか(写真A)。緑の中の左に見えるのがダラム城、右が大聖堂になります。これらはできてから1000年もの歴史を誇ります。こちらは宮殿の身廊(しんろう)。






川沿いから見た大聖堂とお城の様子。豊かな緑の中に厳かな雰囲気を醸し出しながらたたずむお城と宮殿です。

何世紀にもわたって、この2つの建物はダラムの司祭により宗教的な立場のみならず、政治や軍事においても大きな力を作り上げてきました。司祭は周辺を王のように統治していました(プリンスビショップと呼ばれていました)。統治した面積は南北400kmにわたります(距離として東京から兵庫くらい)。






過去には周辺(スコットランドなど)と多くの小競り合いがあったと思われる場所ですが、今日では大聖堂はとても穏やかな雰囲気で川(堀として使われました)のほとりに建っています。お城は今ではダラム大学の一部となっています。






1986年には城と宮殿、そしてその間の緑園地(パレスグリーンと言われています)が世界遺産に選ばれました。






最近では世界中から旅行者が訪れます。ハリーポッターの映画でも使われた場所なので、若者たちにも人気が出ていますね。





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