残念なことですが、2009年ころから何度かごみ箱やごみ収集用のコンテナに爆弾が仕掛けられるテロ事件があり、イスタンブールの街中からごみ箱が撤去されていました。

1日に何度も区のごみ収集車が回って収集しているコンテナは住宅地の中などに設置されていて便利ですが、街中の大通りなどにはごみ箱がなく、不便だなと感じることも多かったのです。

地下鉄の駅などには、平たいお盆のような形のごみ箱があるものの、ペットボトルが何本か捨てられる程度の大きさでした。

ところが、2018年になって、街角にある程度の容量があるゴミ箱が復活しています。ごみ箱が撤収された経緯を考えると、街中で起きるテロの可能性が減った、もしくは当局がしっかり制圧している自信があるのだと思われます。

街中にごみ箱が戻ってきたのは、ごみを捨てやすくなったというだけでなく、トルコに安全が戻ってきたという喜ばしい知らせでもあると思われます。

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