ビジネスなどで中国に行くと当然現地の人と食事をする機会が多くなります。
では、宴会の席は日本と比べてどう違うのでしょうか。

 まず、場所にもよりますが、始まりは日本のようにみんなそろってからではありません。
基本的に来た人から始まります。
ただ、縦社会の中国を象徴するようにその宴会において一番の主役が到着するまでは食事やアルコール類を頼むことはありません。
まずは、お茶などを飲みながら談笑するという形です。
したがって、主役が来ないと始まりません。

 2つ目に宴会は長いです。
日本では2時間程度ですが、中国では何時間も主役の人が退席するまで続きます。
主役の人が退席をすると会がお流れという形になるので、日本のように幹事が強い力を持って取り仕切るという宴会とは全く異なります。
なお、途中で退席をすることは無礼ではありませんが、きちんと主役の人に一言声をかけてから退席するのがマナーです。
幹事よりも会の主役が大切であることを意識して過ごすとマナー違反にはなりません。


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