韓国生活に慣れてくると焼き肉にも飽きてきます。
そこで、食べてほしいのが「カンジャンケジャン」です。

渡り蟹を唐辛子としょうゆに付け込んだ料理で、蟹を開いて生のままいただきます。
これが現地では「飯泥棒」と言われるほどご飯に合う料理で、韓国を何度も訪れている人は、焼き肉よりも先にこっちを食べる人が多いです。
生で良し、それを鍋にして煮込んで食べてもよし、最後はご飯と混ぜて雑炊として食べて良しの蟹好きにはたまらない料理です。

ちなみに現地の人の美味しい食べ方は、蟹味噌の部分にご飯を詰めてかき混ぜ、存分に味がしみ込んだところをほじくり出して食べます。
日本のように脚の身をメインで食べるのではなく、胴体の部分をメインに食べる料理です。

基本的には年中ある料理ですが、蟹は春と秋に収穫シーズンを迎えます。
春は産卵を控えた雌、秋は栄養分がたっぷりと詰まった雄が食べごろになるので、この時期に韓国を訪れる人は是非食べてもらいたい一品です。


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