■バンコク内の貧困差は住居にも表れています
タイ・バンコク内の地元での暮らしについて触れたいと思います。
近年、タイでは急激に文化、産業が発展しつつあり、それに伴った貧困さも最善されつつありますが、今も続いています。
家がなく柱に座っている家族、屋根は付いているが雨を凌ぐのには向いていない建物に住んでいる人もいれば、豪邸や高級マンションに住んでいる方もいます。

この写真は私の住んでいる地元で撮ったもので、同じ番地、同じ道路に隣接している家を写しています。上側と下側を比べてみても貧困さが明らかですね。

こちらは豪邸で3台も新車を自宅の駐車場にあり、住まいは茶色い木造建築の家の奥にもさらに土地が続いています。





こちらは、自転車はあるものの車の部品や屋根も自作で作った感じのお家です。タイではこういったお家をよく見かけ、10年ぐらい前はこういった形の家が多かったです。

■タイ人の生活事情について
タイの都心部のアソーク、スクムビットなどに住んでいる方は比較的裕福でオフィスで働いていたり、外人が住まいを購入し生活しているので日本の都心とあまり変わりません。

そういった方達の給料は月に約5万バーツから10万バーツ(35万円程)ぐらい貰っており、満足に生活できます。
しかし、貧しい方はそうはいきません。タイの労働基準法で新しい法律が定められ、1日の最低賃金は200バーツと決められています。日本円700円でどうやって生活出来るのか私は疑問に思うほど、暮らしは厳しいです。また大卒の新社員はタイ人の給料で月に最大2万5千バーツ(8万円)しか貰えないです。

タイの現実的な生活環境について触れましたが、1日を生きていくのがやっとな人と裕福にパンコク内で買い物を楽しむ方の貧困格差が少しでも縮まればいいと思います。
将来的に労働基準法も改善されると思いますが、それは長い未来です。読者の皆様にはタイのこういった格差があることを心に留めておいて欲しいと私は思います。



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