日本のバスというと、路線バスや高速バス、夜行バスや観光バスなどの違いがありますよね。
さらに詳しくみると、切符購入が必要だったり電子マネーで決済できたりWi-Fiやトイレが用意されていたりとサービスの違いもあります。

フィリピンのバスにもこうした違いがあるのですが、都心はまだしも地方のバスになると日本人驚愕の違いを目の当たりにします。
今回はフィリピン南部のミンダナオ島にあるバスの違いについて簡単にお伝えしましょう。
この地域では路線バスといった市街地を走るバスはありません。
トライシクルという相乗りタクシーが主流のため、路線バスの必要性がないからです。
そのため、バスというと基本的に高速バスのような長距離を走るバスが一般的です。

これらのバスにはいくつか種類があります。
最も質の良いバスだと、冷房完備にテレビ付き、Wi-Fi付きの設備があります。
その一方で、テレビやWi-Fiがないのはまだしも冷房がないどころか窓がないバスもあります。
窓は常に全開、日本の満員電車のように乗せられるだけ乗客を乗せるため、通路にまで人があふれることもよくあります。
その分、乗車料金が安いという利点はあります。
ただし、窓が全開のため強風で、気をつけないと帽子や手持ちのものが飛ばされてしまうという問題もあります。
興味本位で乗る場合は、スマートフォンなどを落とさないようにお気を付けください。


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