飛行機から見下ろすチェコの郊外は、ほとんどの土地が草原ですが、ところどころ黄色い絨毯になっている場所があります。飛行機を降り、バスや車で高速を走るとその正体が明らかになります。




4月の終わりから6月頃にかけては、一面に広がる菜の花畑です。高速を走っていると、右側にも左側にも、遠くの方にも黄色い菜の花畑が広がります。高速をおりて、郊外の道を進むと、目の前に黄色い菜の花の絨毯が広がります。濃い黄色で、すくすくと伸びている菜の花はとても綺麗で、その多さと広大さは圧巻です。




7月には黄色の絨毯は、ひまわりへと変わります。菜の花とは違う土地に、こちらも一面、綺麗なひまわりが咲き誇ります。一本一本が小さめのひまわりですが、どのひまわりも同じ方向を向いて、凛と咲いている姿はとても綺麗です。




チェコの菜の花畑やひまわり畑は、観光資源としてのものではなく、菜の花油、ひまわり油を作るために育てられています。そのため、畑の周りでは観光客もチェコの人もほとんど見かけません。広大な土地の中で、黄金の菜の花畑とひまわり畑をゆっくりじっくりと堪能することが出来ます。絶景が広がるチェコの郊外に、少し足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。


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