トラムはプラハ市内の代表的な交通手段のひとつです。日本で言う路面電車のような乗り物で、プラハ市内を何本ものトラムが運行しています。普段、街中を走っているトラムは最新型の車両が多くなってきましたが、たまにレトロトラムが走っています。

知る人ぞ知る、このレトロトラムには期間限定で乗車することが出来ます。主に、暖かい季節の土日が運行日であり、1日に6~8本ほど、プラハ市内交通博物館から出ています。このレトロトラムのラインナンバーは41番で、乗車チケットは大人1人35コルン(約175円)です。トラムに乗り込んだ際に車掌さんに直接支払います。

この41番のレトロトラムは、約100年前に使われていたトラムで、外装だけではなく内装も可愛らしく、椅子や床が木で作られており、あたたかみを感じます。車掌さんも当時の制服を身に着けており、雰囲気抜群です。レトロトラムならではのガタガタ揺れる感じや、大きな窓から眺めるプラハの街並みは、より一層素敵に見えます。プラハ市内の美しい街中を通るこのルートは、好きなトラム停で降りることが出来ます。

このレトロトラムは、中世の街にタイムスリップしたような楽しさを味わえます。歴史を感じる、おしゃれで可愛らしいレトロトラムに乗って、プラハの思い出づくりをしてみてはいかかでしょうか。


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