夏の日差しが非常に強いスペイン。そんなスペインの夏に、スペイン人はどのような日焼け対策をしているのでしょうか。

肌の質によって、日焼けをするとヒリヒリと赤くなるという人は日焼け止めを日常的に使用する人が多いようです。海やプールに行くときにはもちろん、普段の散歩や買い物でも美容や肌の健康のためにSPFの高いものを使用します。

しかし日本で見かけるように、日焼け対策として長袖、長ズボン、手袋、つばの広い帽子、サンバイザーなどを着用しているスペイン人はいません。気温が非常に高いということもありますが、夏には日焼け止めを塗ったうえで、ノースリーブやキャミソール、ミニスカート、ショートパンツといった涼しく夏らしいファッションで出かけます。

一方、日に焼けると赤くならずに色が黒くなりやすい人は日焼け止めを塗らない傾向があります。海やプールで長時間遊ぶ場合には、日焼け止めを塗ることもありますが、特に女性は日焼け対策として「きれいに焼く」ことを意識する人が多くいます。

「きれいに焼く」とは、水着や洋服の肩紐の跡が残らないように日焼けすること。ビーチで遊ぶときには肩紐のないチューブトップタイプの水着を着たり、肩ひもを肩からおろしている人が多くいるのです。あるいは、普通のビーチでもトップレスの女性を見かけることが珍しくありません。

日本人にとっては、大胆だなと驚くこともありますが、これがスペイン流の日焼け対策のようです。

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