イスタンブールを車で走ると、建設中の建物を必ず見ます。郊外部では、大型の建築物が次々と建てられています。1000戸単位の大型プロジェクトも珍しくはなく、学校や、ショッピングセンターも包含した、街つくりのようなプロジェクトが次から次へと実現しています。

しばらく行かないと、何もなかったところに町が出現していてびっくりすることもあるくらいです。アジアサイドのアタシェヒルという街は、建物の形も奇妙なものが多く、まるで近未来都市に紛れ込んだかのようです。

市街地では、古い建物が壊されて、新たな建築物に建て直されています。古くからある街並みは、都市再開発計画に基づいて、耐震等の面で新たな建築基準に従って建てられた建物へと様変わりしているのです。

高層のタワーマンションも増えています。地震国でもあるトルコですから、耐震建築物に代わっていくのは喜ばしいことなのだと思います。歴史建築と指定された建物は、建て替えではなく改装対象になるので、アンティークな雰囲気の建物と現代的なものが並んで建っているのも、イスタンブールの魅力の一つではないでしょうか。

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