おかしな人がいると思いませんか。自転車のようなものにギブスをつけた足を乗っけてお店の中を「闊歩」する女性。日本では絶対に見られない光景ですよね。

これ、足を骨折している人がよく利用するKnee Walkerと呼ばれるアイテムなのです。子供用自転車のようないためですが、自転車のサドル部分がとても低くなっていて、膝が載せられるようにサドルが長くてちょっと太めに設計されています。

派手にケガした場合には、骨折生活は長くなりますが、大体1ヶ月くらい辛抱すれば骨はくっついて歩く練習をしますよね。しかし、そんなことはおかまいなし。効率的というか、ずぼらというか、面倒なことを嫌うアメリカ人は、足を骨折したらKnee Walkerを買い、このようにして、骨折していても動きやすい状態にするのです。


日本人が初めてこの光景を見たら、「え、キックボードを店内でやるの？冗談？」なんて思ってしまいますよね。
しかし、アメリカ人は本気。本気でKnee Walkerを使ってスムーズに行動しようとします。アメリカ人らしいなあ…と感じずにいられません。