マレーシア政府によると、国の半分以上がイスラム教徒です。
イスラム教徒にとって、豚は「不浄」な動物です。
そのため、マレーシアでは、豚肉を買える場所に制限があります。

スーパーや市場などの隅の方に「Non-Halal(ノンハラル)」と書かれた場所があります。
「ハラル」とは、アラビア語で「許されている」という意味で、イスラム法上で食べることが許された、食材や料理になります。
反対に、ノンハラルは、イスラム教徒にとっては食べることや、触ることもできないものになります。
したがって、ノンハラルコーナーでの買い物は、その場にあるレジで、支払いを済ませるシステムとなっています。




扱っている豚肉の種類や部位は、とても豊富です。
肩ロース、ヒレ肉、ロースや、日本のスーパーではあまり見ることのない、豚足から、豚の肝臓まで置いてあります。
お値段も日本より安く、柔らかくジューシーで、味もおいしいと在住日本人の方に評判です。

豚肉のほかに、ハムやベーコン、ソーセージ、豚のエキスが入った缶詰やラーメンなど、ありとあらゆる豚肉が含まれた食材が置いてあります。
マレーシア産のものもあれば、輸入品も数多く見られます。

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