イタリアの首都はローマですが、経済的にはミラノが突出したパワーを有しています。
そのミラノの郷土料理をご存じでしょうか。
イタ飯と聞いて思い浮かべる料理のひとつにリゾットがありますが、これはミラノの郷土料理です。
そもそもコメの栽培は、主に北イタリアのポー川流域で行われていて、ローマ周辺ではまず水田というものを目にすることはありません。




ミラノの郷土料理を大いに発展させたのが、2017年に亡くなったッグアルティエーロ・マルケージという料理家で、彼によって骨の髄液を旨みとして加えるリゾット・ミラネーゼ(ミラノ風リゾット)が確立したといわれています。




ミラノのドゥオモ周辺には、老舗とされている有名レストランがたくさんあります。
そのうちのひとつ、「アル・カンティノーネ(Al Cantinone)」では、ミラノの郷土料理を椀プレートで食べることができるメニューがあります。
リゾットとミラノ風カツレツ、リゾットとすね肉の煮込みがそれ。
いかにも老舗らしい落ち着いたたたずまいの中、優雅にミラノの郷土料理を楽しめます。

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