バンコク市内には川が多くあるため、電車や地下鉄のほかに水上交通が発達しています。
一部観光客向けもありますが、市民の生活の足として日常的に使用される船がほとんどです。
今回はその1つ、センセープ運河のボートを紹介します。

センセープ運河のボートはバンコク市内を東西に走っています。
運河といっても欧州のような美しい川ではなく、東南アジアによくある汚い川ではあります。

ただ、船なので交通渋滞に巻き込まれないのが大きな魅力です。
そのため平日朝夕の通勤ラッシュ時の船内はたくさんの人で混みあいます。




船体は近代的なものではなく、少しレトロで味のある風貌をしています。
大きなエンジン音を立てて豪快に進み、対向船が来ると、さらにグワングワンと船体が揺れて非常にエキサイティングです。

料金は距離制で、最大でも19バーツ(約70円)と格安。
路線上には大きなショッピングセンターやお寺などの観光地もあるため、バンコクへ訪れた際には、市民に混じってボートに乗ってみるのも楽しいと思います。


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