海外へ行くと、日本では当たり前のことがマナー違反だったり、反対に日本にはない習慣が常識だったりということがありますよね。今回はフランスを旅行する際に気をつけたい飲食店でのマナーを紹介します。

まず欧米でよくあるチップですが、フランスでは絶対に渡さなければいけないものではありません。料金にはすでにサービス料が含まれているからです。もちろん、気持ちのよい接客をしてもらったり、サービスに満足した場合にチップを渡すのはOK。渡す場合には食事代の5~10%ほどが目安と言われていますが、明確なルールはないので、それほど気にしなくても大丈夫です。



日本では頼まなくても無料で水がもらえるのが当たり前ですが、フランスでは水は有料です。頼めば無料の水(水道水)はもらえるので、はっきり伝える必要があります。メニューにミネラルウォーターがのっている場合には、ミネラルウォーターがほしいのだと思われる可能性もあるので気をつけましょう。

一般的なレストランでは、お会計は基本的にテーブルで行います。日本ではレジへ行きお会計をすることも多いですが、フランスではウェイターを呼び、お会計を持ってきてもらいましょう。しかし、カフェのようなカジュアルなお店では、レジでお会計することもよくあります。

最後に、お店に入るとき・出るときに大事なのがあいさつです。フランス人はあいさつを大事にしています。飲食店以外のショップなどでも同じですが、入るときは「Bonjour」(こんにちは)や「Bonsoir」(こんばんは)、出るときは「Merci」(ありがとう)や「Au revoir」(さようなら)など一言声をかけましょう。

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