季節の変わり目に風邪を引きやすいのはバリ島も同じで、雨季と乾季の入れ替わる時期はバリ島ローカルも風邪を引く人が多くなります。
そんな時に重宝されているのが、ハーブ入りはちみつです。

スーパーマーケットやコンビニ、薬局などでいくつか同じような商品が発売されていますが、ポピュラーなブランドのひとつがこちら「アンタンギン(Antangin)」。
「アンタンギン」にもいくつかフレーバーがある中で最も人気なのが、ミントのフレーバーです。
スッキリさわやかなミントの芳香が喉のイガイガに気持ち良いと評判です。




一回分が一包となった液状タイプで、袋の端をカットしてチュルチュルと飲用します。
少しずつゆっくり、喉に染み渡るのを楽しむような気持で飲むのがコツ。
大人用と子供用があります。




成分はフレーバーや商品によって少しずつ異なりますが、「アンタンギン」ミントのフレーバーの場合はこのようになっています:
  Jahe 生姜
  Daun Mint ミントの葉
  Daun Sembung 高砂菊の葉
  Biji Pala ナツメグ
  Akar Manis 甘草
  Kunyit ターメリック
  Madu はちみつ

インドネシアでは今も伝統的な薬草療法が一般的です。
煎じて飲む方法のほか、こうした商品も広く用いられています。

一包の値段はだいたい35円から50円ほど。
ローカルだけでなく、旅行中の不調や現地土産として、バリ島在住の外国人やバリ島フリークの方たちにもよく知られています。

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