日本は世界の中でも祝日の多い国ですが、実はタイも祝日がとても多い国です。
2023年は全部で23日あります。
祝日は主に仏教関連の祝日と、王室関連の祝日とに分かれます。
仏教関連の祝日のほとんどは、禁酒日でもあります。

タイに住んでいてとても興味深いのが、消費促進のために数か月前になって祝日が急に作られることです。
飛び石連休の中日が新たに祝日になることが多いです。

また昨年はバンコクでAPECが開かれたため、渋滞や混雑を避けるためという理由でバンコク首都圏が直前になって3日間特別休日にもなりました。
日本では考えられないフレキシブルさです。

企業では前年度末には次の年の企業カレンダーが作られていることがほとんどなので、こういった場合、元々の企業カレンダー通りに出勤日にする企業、新たにできた祝日にあわせて休日にする企業に分かれます。
一般ワーカーにとっては休日があればあるほど嬉しいものですが、経営者にとっては新たな祝日をどう扱うかは悩ましいかもしれません。

今年タイで祝日がないのは2月,9月,11月だけです。
毎月のように祝日があるので、祝日がない月になると少し寂しく感じてしまいます。


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